音楽旅とは

あなたの旅の最大の目的は何でしょうか?

カッコイイ写真を撮ること、最高のグルメを味わうこと、知らないことを学んだり体験すること、仲間と楽しい時間を過ごすこと、新しい誰かと出会うこと、日常を忘れてリラックスすること・・・

音楽旅の場合、その目的は主に音楽です。

例えば生演奏(ライブ)を鑑賞するために、遠くにわざわざ旅すること。

憧れの音楽家、作曲家が生きた場所を訪ねること。

音楽についてもっと知りたい、没頭したい、影響を受けたい、自分の世界を広げたい。

そんな熱い想いを胸に秘めながら、ちゃっかり音楽以外のことを楽しむことも忘れてはならない。

旅の目的は音楽だったのに、絶景に言葉を失ったり、新しい趣味と出会ったり、人生の次の目標が決まったり。

突然のコロナ禍で旅することが困難な時期があったけど、どうかこれからしばらくは旅ができる状況が続きますように。

では、スズキのこれまでの音楽旅をご紹介しよう。

スズキさんの
My 音楽旅ヒストリー

2023年12月

アムステルダム

オランダ

2023年6月

ウィーン

オーストリア

2022年12月

フランクフルト
ストラスブール

ドイツ&フランス

2020年1月

ロンドン

イギリス

ウィグモアホールで連日歌曲やピアノなどを楽しみ、ロイヤルオペラハウスの椿姫で締め括った。それらももちろん良かったのだが、一番のハイライトはグローブ座で鑑賞したシェイクスピア「リチャード三世」だった。新たな趣味を発見。コロナ禍前最後の旅。

2019年9月

長野県原村

はらむら古楽祭でルネサンスやバロック。楽器体験でパイプや弦楽器レベックなどを鳴らしてみた。

2019年5月

石川県金沢市

いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭

2018年11月

プラハ&ブルノ

チェコ

プラハではドヴォルザーク作曲オペラ「ルサルカ」、ブルノでは地元作曲家ヤナーチェクのオペラ「利口な女狐の物語」を鑑賞。初のスラヴ系言語の国メインの旅。

2018年8月

長野県木曽福島町

木曽音楽祭3回目。音楽旅では国内最多訪問地。それだけ気に入ったのだが、3回も行ったので、もういいかな・・・

2018年5月

滋賀県大津市

近江の春「びわ湖クラシック音楽祭」。野外オペラとして上演されたパーセル作曲「ディドとエネアス」に感動。他にもトスティ作曲のイタリアの歌やラッヘンマン作曲の現代歌曲など大いに発見があった。

2017年12月

ミラノ、ヴェネツィア、
チューリヒ

イタリア&スイス

ミラノのスカラ座でジョルダーノ作曲「アンドレア・シェニエ」、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場でヴェルディ作曲「椿姫」、チューリヒでプッチーニ作曲「マダム・バタフライ」を鑑賞。ミラノでヴェルディの、ヴェネツィアでモンテヴェルディのお墓参り。

2017年7月

鹿児島県霧島市

霧島国際音楽祭。JALの行先が分からない特典航空券で鹿児島往復チケットをゲット。気に入っているロシアのピアニストのリサイタルなどを鑑賞。その他オペラ歌手や室内楽も。

2017年4月

アムステルダム

オランダ

憧れのコンセルトヘボウで、なぜかバロックの非常に珍しい作品を鑑賞。ファルヴェッティ作曲のオラトリオ「ナブッコ」。その他、ムジックヘボウでヘレヴェッヘ指揮のコレギウムヴォカーレ・ゲントでモンテヴェルディなどを鑑賞。

2016年12月

ライプツィヒ&ドレスデン

ドイツ

バッハが活躍したライプツィヒでバッハが作曲したクリスマスオラトリオを鑑賞しつつ、バッハについてもっと知ることを目的とした旅。ライプツィヒでは「ラ・ボエーム」、ドレスデンのゼンパーオーパーでは「こうもり」「ヘンゼルとグレーテル」を鑑賞。

2016年8月

長野県木曽福島町

木曽音楽祭2回目

2016年7月

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン

ドイツ

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭。北ドイツ在住のドイツ人の友達が自宅に招いてくれた。当音楽祭の会場は州内各地にある。友達が運転する車で観光をしながら日帰り旅行気分で音楽鑑賞。いつもの一人旅とは違う充実感と幸福感。

2016年5月

新潟県新潟市

ラ・フォル・ジュルネ新潟。目当てはフランスのソリストが演奏するグリークのピアノ協奏曲。あらためて惚れ直した。

2015年8-9月

ザルツブルク&シュヴァルツェンベルク

オーストリア

シュヴァルツェンベルクというのはオーストリアのスイスに近いエリア。ここでシューベルティアーデという音楽祭がある。2度目の訪問。1番の目当ては日本に滅多に来ない憧れのドイツのピアニストによるオール・シューベルトプログラム。その他のコンサートも充実。人々との交流も忘れ難い思い出。1回目とは違うルートを選び、ザルツブルクから電車で現地入り。ザルツブルクではザルツブルク音楽祭で近現代の室内楽を鑑賞。

2014年8月

群馬県草津温泉
長野県木曽福島町

木曽音楽祭、初訪問。草津夏期音楽アカデミー&フェスティバルは2回目。青春18きっぷで。

2013年8月

ルツェルン&シュヴァルツェンベルク

スイス&オーストリア

オーストリアのシュヴァルツェンベルクで開催されるシューベルティアーデという音楽祭で、憧れのフランスのピアニストが仲間たちとシューベルトの「ます」を演奏というから、思い切って行ってみたら、なんとまあ美しい地域だろう!!シューベルト歌曲と出会う。ついでに立ち寄ったスイスのルツェルンではルツェルン音楽祭でコンサート形式の「ヴァルキューレ」を鑑賞。

2012年8月

群馬県草津温泉
​長野県松本市

草津夏期音楽アカデミー&フェスティバル初訪問。松本ではサイトウキネン・フェスティバル(当時の名)でオネゲルの劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」を鑑賞。

2012年6月

ウィーン

オーストリア

卒業旅行でははく、「失業」旅行。定期会員でないと入手しにくいウィーンフィルの楽友協会コンサートは偶然チケットオフィスでキャンセル席を入手。国立歌劇場ではモーツァルト「フィガロの結婚」に1時間遅れて着席。人生初の時間の勘違いだった。ウィーンの中央墓地などで作曲家たちのお墓参り。

2012年3月

パリ

フランス

憧れのピアニストを追いかける。こんな人は絶対に日本にはいない。フランスはどういう国なのだろう。こんな人物を生み育てた国を知りたい。仲間たちとベートーヴェンの三重協奏曲を演奏するというから思い切って行ってみた。そしたら、音楽旅というライフワークを発見してしまい、今にいたる。その他、ドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」や自分にとっては初ワーグナーとなった「パルジファル」を鑑賞。オペラ鑑賞の幅も広がった。